6月28日のポイント・・・ 東京の売り、NYの買い
- 2022/6/28
- 佐藤りゅうじブログ

先週の水曜日にも書いたのですが、このところのドル円は、東京時間の売り、欧州、そしてNY(特にロンドンが引けてから)の買いが目立っています。東京時間の売りは、少なからずNY勢もいると思います。
17日の日銀金融政策決定会合で、日銀が政策変更を出来ないことが改めて確認されました。ドル円は上昇しやすい状況となりますが、すでに安値から約23円も上昇しているうえ、目先のポイントとされていた135円も上抜きました。積極的に買いにくい水準には、入ってきました。
日銀が政策変更をしないのは分かりましたが、日銀が急激な円安を放置するわけではないです。137円台、138円台では口先介入やレートチェックの噂なども出てくるでしょう。政府・日銀が円安のスピードをコントロールする行動に出るとすれば、その可能性がもっとも高いのが東京時間です。この時間帯は積極的な買いは入りにくくなります。
逆に言えば、この時間帯は下落したところで、買いを仕込むならいい時間帯です。特に仲値決定~昼ごろ、下落傾向が強いので、この時間帯の買いは機能しそうです。そして、NY終盤に逃げる。NY時間、特にNY中盤以降、ドル買いの傾向が強い間は、この取引パターンが機能するかと思っています。
なお、136円台や137円台といった上値を追っての買いはまだ早いように思います。あくまで、値動きからみるとですけどね。136円台のショートもいまなら報われると思いますが、基本的には押し目買いの方がストレス少なくトレードできそうです。
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