7月6日のポイント・・・ユーロドル、パリティを目指すか
- 2022/7/6
- 佐藤りゅうじブログ

ついにユーロドルが、年初来安値1.0349を割り込み、節目の1.0300も下抜き、戻りらしい戻りもないまま20年ぶりの安値となる1.0238まで下落しました。これで、大きな流れとしては、パリティを目指すことになりそうです。ただ、昨日の下げ幅が大きいので、短期的には戻りもあるかとみています。戻り売り方針でいます。
その他にもポンドドルも崩れました。オージー、キーウィはすでに崩れています。そしてNY原油は暴落、米債金利は急低下となっており、株価も一時は大幅安となり、風雲急を告げるといったところです。
そんな中、昨日のドル円は、何度も136円台に戻すも、その都度、戻りを叩かれる展開となりました。徐々に136円台の滞空時間が短くなっており、時間足をみると、上値・下値を切り下げています。目先のポイントは、7月1日の安値がある134.75付近。この水準を割り込むと、6月23日の安値134.27を試しそうです。134.27を割り込むとチャート的には三尊天井のような形になり、131円台を視野に入れた下げになるかとみています。
もっとも、131円台という水準は、日米の金利差や高値から約6円の調整となりますから、いい押し目となりそうです。ドル円については、短期と長期のポジションを出来れば別々の口座で取引するとわかりやすくいていいでしょう。
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