7月8日のポイント・・・今夜は雇用統計
- 2022/7/8
- 佐藤りゅうじブログ

昨日の株高、債券安(金利上昇)、原油高、ビットコインも上昇という状況の中、為替相場の値動きがイマイチでしたね。ドル円は、上値が5日の高値136.36、下値は135.50の手前で二度も切り返されました。134-137のボックスを想定して、136.10でショートしたのですが、135.50も割れずに戻ってきてしまい、プラスでは終わったものの、ショートを建てたのち、欧州序盤の執拗な買いにビビっていた時間が、なんだか空しかったです。まぁ、いつもそんな感じですけどね。スカッとした気分になどなった記憶がほとんどないですわ。
ユーロドルも、一応、安値更新ではあるのですが、まったくと言っていいほど、活況感がありません。個人的には、昨日は自律反発の動きを見せてもらった方が、売りやすくてよかったのですが、こちらの思惑通りにはいきませんね。
さて、今夜は米雇用統計です。アナリスト予想の中央値は、以下の通りです。
失業率:3.60%(前回3.60%)
非農業部門雇用者数(NFP):26万8000人(前回39万人)
平均時給(前月比): 0.30% (前回0.30%)
平均時給(前年比): 5.00% (前回5.20%)
NFPが減少予想となっていますが、昨日発表された新規失業保険申請件数は、23万5000件と前週比で4000件増となっています。6月のレイオフ件数が1年4カ月ぶりの水準に増加しており、利上げの影響が出ているのかもしれません。労働市場が急速に悪化するようなら、FRBの利上げ停止も予想より早まるとの思惑から株が買われそうです。
為替市場は、最近、雇用統計に対する感応度が下がっているので、なんともですが、ユーロドルやポンドドルは、まだ下をやりたいでしょうから、株高→債券安(金利上昇)でドル買いになるかもしれませんね。
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