7月12日のポイント・・・パリティからが本当の相場か
- 2022/7/12
- 佐藤りゅうじブログ

ユーロドルが、今日の東京午前に1.0013前後まで下落する場面があり、もうパリティ目前です。ちょうど1週間前の5日に2017年以降、支持となっていた1.0335半ばを割り込み、そして節目1.0300を下抜いてから、ここまで早かったです。
5日の東京時間の午後4時、ロンドン時間の朝8時にユーロのまとまった売りが出てきて相場が崩れていったのですが、あの時の値動きをみていて思ったのですが、戻りらしい戻りがなく、とても厚い売りが出たイメージがありました。私の勝手な解釈ですが、大きな資本筋で出てきたような印象です。ヘッジファンドとか短期筋ではない、もっと重厚な感じです。ドイツが貿易赤字に転落したことが、とどめを刺したのかなぁと思っています。
ユーロドルは、パリティを割ってからが、動きが激しくなるとみており、2002年の安値がる0.96台を目指して上下激しくなると考えています。一度、大きな波が生まれてしまうと、多少の戻りがあっても最終的にはトレンドの方向に進むことが多いです。
ところで、オージードルですが、ようやく0.67台前半まで下落してきました。この通貨は、ユーロドルより先にチャートは崩れましたが、その後、下げ渋っていました。ユーロオージーでのオージー買いなどが支援していたようです。ただ、ユーロやポンドが対ドルで下落している時に、無理に頑張ってしまうと、逆に下値が深くなることがあるので、注意してみていきたいと思います。
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