7月19日のポイント・・・調整場面
- 2022/7/19
- 佐藤りゅうじブログ

先週の金曜日から、直近のドル高に対する調整場面となっています。ただ、前日のNY中盤以降は、その動きもやや失速しています。FRBと、ECB、BOE、,RBA、BOJとのスタンスに変わりなく、各国との金利差をみても、大きな変化はないことから、直近のドル安はあくまで調整であり、日柄とある程度の値幅を経て、再びドル買いに傾いていくと思っています。
ドル円について言えば、3月中からの上昇の中で、一度も3営業日連続陰線となったことはなく、今日、陽線引けするようなら、徐々に地合いを引き締めていきそうです。昨日、137円台に突っ込んだところは買ってみたのですが、137.80付近が底堅いなぁという動きでした。もう少し調整があっても良さそうですが、押してくると、どこからともなく買いが湧き出てくる感じがするのが、いまドル円です。
一方、あまり質が良くないなぁ、と思うのがオージードルです。この通貨は、突っ込み売りや上値を追っての買いが報われないなぁというイメージです。15日に節目の0.6700を割ったものの、安値は0.6681までと、ちょっと中途半端でした。
ところで、今週はECB理事会があります。理事会までは、ユーロが比較的しっかり推移するとみているのですが、どうなることやら。きのうの1.02台で切り返されたのをみると、1.01後半はユーロショートのポジションを作っておこうかと思っています。
「FOREX NOTE 為替手帳 2022」好調発売中!
ご購入はこちらから↓↓↓