来週の予定(7/24)・・・FOMC、米4-6月期GDP速報値、独4-6月期GDP、etc.
- 2022/7/24
- 佐藤りゅうじブログ

今週はドル売りが目立った一週間でした。ドル円の週足も8週間ぶりに陰線となっています。一気に140円台を付けて調整に入るかと思っていたのですが、先に調整が来ましたね。ユーロ、ポンド、オージーも戻りとなりました。
さて、今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)ですね。6月の米消費者物価指数の発表直後は、1.00%の利上げの思惑が広がりました。しかし、ブラード米セントルイス連銀総裁とウォラー理事、FRBメンバーの中でもタカ派とみられている二人から、0.75%の利上げを支持する発言が相次いだことで、今回のFOMCでは0.75%の利上げとの見方が支配的です。7月22日時点の債券先物市場では、80.5%の確率で0.75%の利上げとなっています。
また、来週は28日に4-6月期の米GDP速報値が発表されます。1-3月期が1.3%減でしたので、4-6月期がマイナスとなれば、経済学上は景気後退(リセッション)となります。直近のアトランタ連銀GDP Nowをみると、-1.6%です。米国のリセッション入りの可能性は高そうです。相場は、すでにある程度は織り込んでいるとみますが、実際にリセッションとなった際の市場の反応には注意しておきたいです。
7月24日からの一週間の主な政治経済イベント
—【25日】—————————————————————
トルコ設備稼働率(7月)
独ifo景況感指数(7月)
香港貿易収支(6月)
—【26日】—————————————————————
米住宅価格指数(5月)
米S&Pケースシラー住宅価格指数(5月)
米消費者信頼感指数(7月)
米新築住宅販売件数(6月)
—【27日】—————————————————————
豪消費者物価指数(2Q)
日本景気動向指数(5月)
独小売売上高指数(6月)
仏消費者信頼感指数(7月)
米MBA住宅ローン申請指数
米耐久財受注(6月)
米FOMC
パウエルFRB議長記者会見
—【28日】—————————————————————
豪小売売上高(6月)
英ネーションワイド住宅価格(7月)
仏生産者物価指数(6月)
南ア生産者物価指数(6月)
独消費者物価指数(7月)
米GDP速報値(2Q)
米新規失業保険申請件数
—【29日】—————————————————————
日本雇用統計(6月)
日本有効求人倍率(6月)
日本小売業販売額(6月)
日本鉱工業生産指数(6月)
豪生産者物価指数(2Q)
仏GDP(2Q)
スイス小売売上高(6月)
仏消費者物価指数(7月)
スイスKOF先行指数(7月)
トルコ貿易収支(6月)
独雇用統計(7月)
独GDP(2Q)
ユーロ圏消費者物価指数(7月)
ユーロ圏GDP(2Q)
南ア貿易収支(6月)
米雇用コスト指数(2Q)
米個人所得・支出(6月)
カナダGDP(5月)
米シカゴ購買部協会景気指数(7月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(7月)
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール