8月5日のポイント・・・ドル円は時間足の200MAと日足の100MAの中で
- 2022/8/5
- 佐藤りゅうじブログ

難しい相場になってきました。中国の絡みで円買い。米中の軍事的な動きは、予想のしようがないです。報道もバイアスが掛かっているでしょう。いまは、あまり偏った見方をしない方がいいでしょうね。
テクニカル面からみると、ドル円の下値は100日移動平均線が支持となっています。上値は時間足の200MAにきれいに抑えられています。いま、時間足の200MAが134.10付近に落ちてきているので、今日、戻ったとしても134円あたりは上値が重くなりそうです。ただ、200MAをしっかり上抜けてくると、面白そうです。134円台後半も売りが多そうですが、逆に言えば、この水準を超えてきたら、上値を伸ばしそうです。いまは、どちらかと言えば、買い目線です。
ところで、英国は、深刻なスタグフレーションになりそうですね。昨日の利上げ後、急落しましたが、そこから戻してきたのには、少しびっくりしました。大きな流れとして、対ドルでのポンド安は変わらないと思っていますが、気になるのがユーロポンドの動きです、ポンドは対ユーロでは強いんですよね。このあたり、状況を複雑にしています。なら、ユーロドルをショートで攻めるのがいいと思うのですが、ユーロドルは、このところ1.01-1.02台をやっているだけで、値動きが乏しいのです。
実際、私、ユーロドルのショートで、値幅が出ずにモタモタしているうちに、今回のドル円の急落場面に乗り遅れてしまいました。オージードルがそれなりの戻りを見せる中、ユーロドルの戻りは限定的なので、中長期での下降トレンドは継続しているとみますが、こちらもあまり思い込みはしない方がいいようです。
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