来週の予定(8/7)・・・米消費者物価指数、英GDP速報値、米ミシガン大消費者信頼感指数、etc.
- 2022/8/6
- 佐藤りゅうじブログ

昨日の米雇用統計はサプライズでしたね。今回の雇用統計ですが、木曜日のブログにも書きましたが、いい数字が出る可能性は高かったと思います。今週に入り、急にFRBメンバーからタカ派的なコメントが出たのには、それなりの理由があったということでしょう。
先月26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、フォワードガイダンスを示さず、今後の利上げについてはデータ次第、会合ごとに判断するとしました。
このため、マーケットが間違った方向にいくことを避けるため、今後、FRBメンバーから今回のような発言が出てくる可能性がありそうです。
さて、来週ですが、注目は10日(水)に発表される7月の米消費者物価指数です。現時点のアナリスト予想は、総合が前年比8.8%増(前月9.1%増)、コアが6.1%増(前回5.9%)となっています。 食品とエネルギーを除いたコアが上昇しているのは気掛かりです。
雇用統計の内容が非常によかっただけに、米消費者物価指数が一段と上昇するようなら、米債金利が上昇し、ドル買いが加速する可能性がありそうです。
7月24日からの一週間の主な政治経済イベント
—【07日】—————————————————————
中国貿易収支(7月)
—【08日】—————————————————————
日本経常収支(6月)
スイス雇用統計(7月)
—【09日】—————————————————————
米非農業部門労働生産性指数(2Q)
—【10日】—————————————————————
中国消費者物価指数(7月)
中国生産者物価指数(7月)
独消費者物価指数(7月)
トルコ雇用統計(6月)
南アSACCI景況感指数(7月)
米MBA住宅ローン申請指数
米消費者物価指数(7月)
米財政収支(7月)
エバンズ米シカゴ地区連銀総裁 講演
カシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁 講演
—【11日】—————————————————————
トルコ経常収支(6月)
南ア製造業生産指数(6月)
米生産者物価指数(7月)
米新規失業保険申請件数
独経常収支(6月)
デーリー米サンフランシスコ地区連銀総裁 講演
—【12日】—————————————————————
英GDP(2Q)速報値
英鉱工業生産指数(6月)
英製造業生産指数(6月)
英貿易収支(6月)
仏消費者物価指数(7月)
トルコ鉱工業生産指数(6月)
香港GDP(2Q)
ユーロ圏鉱工業生産指数(6月)
米輸入価格指数(7月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数(8月)
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール