8月9日のポイント・・・すでにCPI待ち
- 2022/8/9
- 佐藤りゅうじブログ

米消費者物価指数の発表を控えているせいか、為替相場は値動きが悪いですね。昨日は、先週の雇用統計の動きを引き継ぐかと、期待をしていたのですが・・・。もっとも、先日の雇用統計で動いたといっても、動いたのは円絡みだけで、ユーロドルなども動きはしましたが、大したことはなかったです。
雇用統計後のドル円の値幅が2.25円前後だったのに対し、ユーロドルは90ポイント前後、ポンドドルは140ポイント前後、オージードルは80ポイント前後でした。ドル円は、ショートが溜まっていたようです。一方、ユーロドルは、過去16営業日、終値は1.01台と1.02台だけです。先週も書いたと思いますが、すでにサマーバカンス入りのようです。
ユーロ圏は、ウクライナ問題、天然ガスの価格高騰、ドイツの貿易赤字、イタリアの総選挙など多くの問題を抱えており、ユーロを積極的に買う材料が見当たりません。ユーロドルは、再度、パリティを割ってくる場面があるとみているのですが、そう思って、戻りを叩いても、なかなか落ちてきません。損はしてなくても、時間の無駄遣いとタネ銭の有効活用という意味では、問題があるので、いまのユーロに手を出すのは考え物ですね(自戒の念を込めてね)。
さて、値動きのいいドル円ですが、5日の急騰により、目先は、買い方針です。出来れば押し目を拾いたいです。節目の134.50付近や前日の安値134.36などを考えています。上値のポイントは、前日のNY終盤の戻り高値がある135.11付近。ここをしっかり超えていくと135.50付近を試すとみています。ドル円も少し前のように、何が何でも買いという雰囲気ではなくっているので、利食いは丁寧した方がよさそうです。
「FOREX NOTE 為替手帳 2022」好調発売中!
ご購入はこちらから↓↓↓