8月10日のポイント・・・今夜のCPIはコアに注目
- 2022/8/10
- 佐藤りゅうじブログ

今夜は注目の7月の米消費者物価指数の発表です。予想は以下の通りです。
米7月消費者物価指数
前月比: 0.20%(前回1.30%)
前年比: 8.70%(前回9.10%)
米7月消費者物価指数コア
前月比: 0.50%(前回0.70%)
前年比: 6.10%(前回5.90%)
原油価格の下落を受けて、総合は前月比で比較的大きな低下となりそうです。ポイントは、食品とエネルギーを除いてコアです。コアの前月比がアナリスト予想より高い数値が出てくると、利上げ観測が高まりそうです。
昨日、ブラード米セントルイス連銀総裁が述べてましたが、「総合CPIはいくぶん和らぐ可能性があるものの、我々はコアPCEインフレを注視している」とのことです。コアPCEの発表は、今月26日です。まだ、2週間以上も先なので、まずは今日のCPIコアでひと勝負ということになりそうです。
ドル円の値動きをみていると、以前に比べて、上値が重くなってきた印象があります。長期的には、まだ上値はあると思っていますが、上値を追って買いたくはないです。値動きだけをみていると、そろそろ、投機の対象が円からユーロに移るような気がしています。いまのユーロの値動きの悪さが気持ち悪いです。弱材料満載の通貨ですしね。
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