9月13日のポイント・・・ユーロの大台変わりは信用できる?
- 2022/9/13
- 佐藤りゅうじブログ

ユーロドルが終値ベースで1.01台に乗せてきました。8月17日以来の高値です。過去17営業日、終値は0.99台か1.00台でしたが、ようやく上放れました。ただ、この通貨、なかなか素直に動いてくれないことが多いです。
昨日も1.0197まで上昇しましたが、終値は1.0121となり、日足は上ヒゲが長く、実体の短い陽線でした。なんだか、上値が重そうです。また、気になるのが、先月11日、終値が1.01台か1.02台で17営業日続いたのち、このレンジから上放れましたが、翌12日から地合いが悪化し、0.99台まで下落しています。
今回も終値ベースでのレンジの切り上げが、ダマシになるのではと危惧しています。個人的には、ユーロドルは売り目線ですが、テクニカル的には買ってもいい場面になっています。なかなか悩ましいです。1.03-1.04が強い抵抗なので、ショートは1.02台半ばに引き付けてからでもいいのかもしれませんね。
一方、ドル円も143.50まで戻したにも関わらず、142円台前半まで下落するなど、ちょっとやりにくいです。ストップをタイトに置くと、ストップハンティングにあって終りそうですね。これだけ値動きが荒いと、ポジションを抑えて、ストップも比較的ワイドにしておいた方が良さそうです。
ドル円で1時間くらいの時間で1円くらいの値幅やる時は、高値圏・安値圏にある時が多いです。その意味では、調整はまだ終わっていないとみています。押し目買いでいいと思っていますが、140円を割ると、ちょっと嫌です。その場合は、134-135まで調整もあるとみています。