9月21日のポイント・・・FOMC、ドル円は145円突破なるか
- 2022/9/21
- 佐藤りゅうじブログ

今日は、いよいよ米連邦公開市場委員会(FOMC)です。ただ、その前にロシアのプーチン大統領が部分動員令に署名したことから、ドル買いが強まる場面がありました。ユーロドルが0.9885まで突っ込む場面がありました。
最近のユーロドルは、弱いには弱いのですが、ユーロポンドの上昇に支援され、ポンドドルが年初来安値を更新する中、下げ渋りをみせています。今日、突っ込んだ際も年初来安値更新には至りませんでした。ただ、ユーロポンドの上昇も、約1カ月半も続き、0.8800を前に徐々に上値が重くなっています。そろそろユーロ売りの場面がくるのではと思っています。
一方、ドル円ですが、市場ではFOMC後(今夜)に145円を上抜くとの見方が多いようです。ただ、すでに米10年債金利が3.60%に上がるなど、買い材料が出尽くしているようにみえます。いずれ、145円を超えるでしょう。もしかしたら、今日超えるかもしれませんが、そこが目先天井なんてこともありそうです。
また、145円超えは介入警戒感もあるでしょう。ここから安易なドル円のロングはちょっと怖いなぁと感じています。方向性としては、円安方向でみていますが、出来れば買うなら突っ込んだところを買いたいです。さて、今夜のFOMCどうなるか?今年はFOMC後にドル安、株高となることが多いので、注意しておきましょう。