来週の予定(10/16~)・・・中国GDP、英物価指数、米住宅関連指標、etc.
- 2022/10/15
- 佐藤りゅうじブログ

ドル円の上昇が止まりませんね。148円台後半まで水準を引き上げてきました。ただ、値動きをみていると過熱感はあまり感じません。買い方は介入警戒感も強く、恐る恐る買っているようにみえます。
一方、147円台では、相応の売りも出たと思われ、ポンドのような激しい動きではなく、バランスの取れた上昇にみえます。いずれ介入はするのでしょうが、そこは前回の介入で買えなかった向きが買ってくるでしょうから、下げ幅も限られ、気が付けば150円をしっかり超えてきそうです。
さて、来週ですが、雇用統計や消費者物価指数といったいまもっとも注目されている経済指標の発表はありません。ただ、米国の住宅関連の経済指標が相次ぎます。米住宅市況は、高金利と高価格により、減速している。
今回の指標で、一段と米住宅市況の悪化が示されると、市場の一部では急激な金融引き締めが転換点を迎えるとの思惑が広がる可能性もありそうです。金利低下となれば、株高・ドル安と、直近の動きに対する調整場面となることも予想されるので注意はしておきましょう。
10月16日からの一週間の主な政治経済イベント
—【17日】—————————————————————
英ライトムーブ住宅価格(10月)
日本鉱工業生産指数(8月)
デギンドス欧州中銀(ECB)副総裁 講演
米NY連銀製造業景気指数(10月)
レーン欧州中銀(ECB)専務理事(チーフエコノミスト) 講演
—【18日】—————————————————————
NZ消費者物価(3Q)
ブロック豪中銀(RBA)総裁補 講演
豪中銀(RBA)理事会議事録(10月4日開催分)
中国鉱工業生産指数(9月)
中国GDP(3Q)
中国小売売上高(9月)
独ZEW景況感指数(10月)
米鉱工業生産・設備稼働率(9月)
シュナーベル欧州中銀(ECB)専務理事 講演
ボスティック米アトランタ地区連銀総裁 パネル討論会参加
カシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁 講演
米対米証券投資(8月)
—【19日】—————————————————————
豪ウェストパック先行指数(9月)
英消費者物価指数(9月)
英小売物価指数(9月)
英生産者物価指数(9月)
南ア消費者物価指数(9月)
ユーロ圏消費者物価指数(9月)
米MBA住宅ローン申請指数
南ア小売売上高(8月)
米住宅着工・許可件数(9月)
カナダ鉱工業製品価格(9月)
カナダ消費者物価指数(9月)
センテノ・ポルトガル中銀総裁 講演
カンリフ英中銀(BOE)副総裁(金融安定担当) 議会証言
カシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁 討論会参加
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
APEC財務相会合(タイ・バンコク、21日まで)
—【20日】—————————————————————
エバンズ米シカゴ地区連銀総裁 講演
ブラード米セントルイス地区連銀総裁 講演
日本貿易収支(9月)
豪雇用統計(9月)
独生産者物価指数(9月)
ユーロ圏経常収支(8月)
香港失業率(9月)
トルコ政策金利
米新規失業保険申請件数
米フィラデルフィア連銀景況指数(10月)
米中古住宅販売件数(9月)
米景気先行指数(9月)
クック米連邦準備理事会(FRB)理事 講演
ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事 挨拶
—【21日】—————————————————————
NZ貿易収支(9月)
日本消費者物価指数(9月)
英小売売上高(9月)
トルコ消費者信頼感指数(10月)
香港消費者物価指数(9月)
カナダ小売売上高(8月)
ウィリアムズ米ニューヨーク地区連銀総裁 挨拶
ユーロ圏消費者信頼感
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール