10月18日のポイント・・・150円が間近に
- 2022/10/18
- 佐藤りゅうじブログ

いよいよ150円が目前になってきましたね。昨日、「政府、13日に円買い覆面介入?」という記事がありました。13日って米消費者物価指数の発表後、1998年6月11日の高値147.66にタッチ後、146.46付近まで急落しており、どうやら147.66付近で指値介入したのかもしれませんね。その後の動きが、これですから、介入効果は・・・ですね。
いま、150円を試す流れとなっていますが、値動きをみると、介入警戒感からは積極的な買いは入りにくくなっています。おっかなびっくり買っていますね。この値動きだと、買いも溜まりにくいでしょうし、買い玉がシコって崩れるというシナリオは描きにくそうです。いずれ149円台にも慣れてきて、150円を突破すると考えていますが、もう少し時間が必要のようです。基本的には148円台半ばから拾っていきたいです。
ところで、昨日はポンドが大きく戻しました。トラス政権の大型減税策は、ほぼすべて撤回され、一旦は落ち着きを取り戻したというところでしょうか。ただ、英国が今後、約2年に渡りリセッションに陥るというシナリオには何も変化がないうえ、トラス首相降ろしも活発になっているようです。ポンドには、依然として不安材料が多く、戻り売りのスタンスで構えるのがいいのかなぁと思っています。
現状、1.08-1.15のレンジを想定していますが、1.15台にしっかり乗せてくると、1.17台もありそうです。ただ、この通貨は長いヒゲをつけて終わることも多いので、レバレッジを低めにして、ある程度のリスクを取れるようにして臨んだ方がよさそうです。