10月19日のポイント・・・150円は通過点か
- 2022/10/19
- 佐藤りゅうじブログ

ジリジリとドル円が水準を切り上げていますね。今日の東京終盤には、149.50の手前まで上昇しました。介入警戒感はあるものの、介入効果が限られることも徐々に市場に浸透してきているようです。
実際、10月13日の米消費者物価指数の発表日に、恐らく指値介入を実施し、147.67から146.45まで急落してたのですが、すぐに147円台に戻し、上値を試す流れを見ると、正直に言って、あまり介入を気にしなくていいのかもしれないなぁと思ってしまいます。
さすがに昨日までの上昇で10連騰なので、相場として買い疲れが出ており、反落する可能性はあるとは思っています。ただ、そういったところはすかさず買いが入ってくるでしょう。また、介入警戒感から買いが溜まりにくいので、押しも浅く、ダラダラと上値を試す展開が続くのかなぁと考えています。
いまの円安の流れが変わるとすれば、円が買われるのではなく、ドルが売られる状況になった時でしょう。米国にも財政赤字の問題や景気減速など問題はあります。ただ、そこが意識されるのは、まだ先のようです。ドル・円、150円は単なる通過点で、160円くらいを想定してもいいのかもしれませんね。