10月27日のポイント・・・ドル、売られ過ぎかな
- 2022/10/27
- 佐藤りゅうじブログ

21日のNY時間を境に市場の様相が変わってきましたね。WSJのFRBの金融引き締めの緩和の記事、そして、日銀の介入、偶然でしょうが、いいタイミングでした。そして、昨日はカナダ中銀が市場予想の0.75%を下回る0.50%の利上げで、FRBの利上げのスピードが緩和されるとの思惑がさらに拡大しました。米10年債金利は、4.00%を割り込む場面もあり、ドル売りが加速しています。
ただ、相場としてみれば、少しドルが売られ過ぎているかと思っています。環境としては、特段、何も変わったいません。111月2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は、また、荒れそうですね。ドル・円については、12連騰の反動という感じでしょうか。ただ、これでドル円が145円をしっかり割ってくると、戻りも鈍くなり、ある意味、今年の相場が終わる可能性もあるかと思っています。
環境が変わっていないと言えば、ポンドも急反騰となっていますが、いつまで続くのかと思っています。スナク新首相になったことで、目先の不安は随分、払拭されました。ただ、逆に言えば、今度は、これまでの材料である景気やインフレがクローズアップされることになります。米国も問題が多いですが、イギリはその上をいっているので、そろそろ反転するのではと考えています。
「FOREX NOTE 2023 為替手帳」 予約開始!
ご予約はここをクリック!