今週は、ドル売り一服という感じでした。ただ、ドル円をみると、141円台すら回復できないありさまで、かなりシコっているようです。141円台を回復しても、142.50-143.00も売りが多そうですし、本格的な上昇相場に戻れるのか？戻るとしても時間が掛かりそうです。

その一方で下値は、137円付近が大きなポイントになりそうです。この水準を割り込んでしまうと134円くらいはあるかと思っています。ドル円は、現水準が21日線を割り込んでますし、21日線自体も下降を開始し、これまで支持線となっていた100日線がいまは抵抗線となっています。

今週の値動きも、直近の急落を日柄で調整していると見ることもできます。ただ、ファンダメンタルズからみると、日米の金融政策に変化はないですし、日本の貿易赤字も増えています。

少し取引がしにくくなっていますが、値動きが全ての材料を含むと考えると、長期でポジションを持つならロング、短期ではショートということになるのかなと考えています。

もう数十年前ですが、ある先輩から「分からない時は、取引をしない」と言われたことが思い出されます。

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11月20日からの一週間の主な政治経済イベント
—【21日】—————————————————————
独生産者物価指数（10月）
香港消費者物価指数（10月）
ホルツマン・オーストリア中銀総裁 講演
センテノ・ポルトガル中銀総裁 講演
ナーゲル独連銀総裁 講演

—【22日】—————————————————————
ＮＺ貿易収支（10月）
トルコ消費者信頼感指数（11月）
ロウ豪中銀（RBA）総裁 講演
ユーロ圏経常収支（9月）
ホルツマン・オーストリア中銀総裁 講演
レーン・フィンランド中銀総裁 講演
カナダ小売売上高（9月）
メスター米クリーブランド地区連銀総裁 講演
ジョージ米カンザスシティ地区連銀総裁 討論会参加
ブラード米セントルイス地区連銀総裁 講演

—【23日】—————————————————————
ＮＺ政策金利
南ア消費者物価指数（10月）
仏ＰＭＩ速報値（11月）
独ＰＭＩ速報値（11月）
ユーロ圏ＰＭＩ速報値（10月）
英ＰＭＩ速報値（10月）
米ＭＢＡ住宅ローン申請指数
米耐久財受注（10月）
米新規失業保険申請件数
米ＰＭＩ速報値（10月）
米ミシガン大学消費者信頼感指数確報値（11月）
米新築住宅販売件数（10月）
米ＦＯＭＣ議事録（11月1・2日開催分）

休場：日本

—【24日】—————————————————————
日本景気動向指数（9月）
トルコ設備稼働率（11月）
独ｉｆｏ景況感指数（11月）
トルコ政策金利
南ア政策金利
シュナーベル欧州中銀（ECB）専務理事 講演
ナーゲル独連銀総裁 講演

休場：米国

—【25日】—————————————————————
ＮＺ小売売上高（3Q）
独ＧＤＰ（3Q）
仏消費者信頼感指数（11月）
ミュラー・エストニア中銀総裁 講演

※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール