11月24日のポイント・・・ドル売り場面
- 2022/11/24
- 佐藤りゅうじブログ

昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録は、予想よりハト派的な内容でした。FOMC後のパウエルFRB議長の会見が、タカ派的だっただけに少し意外感が強かったです。ただ、利上げのペースが減速するのは、時間の問題でしょうし、その他の内容をみると、「複数の当局者は以前の予想よりも高いターミナルレートを予想」とあり、ブラード米セントルイス連銀総裁以外にも、簡単にインフレが収まらないと考えている方はいるようです。
さて、マーケットですが、米PMI、そしてFOMC議事録を経てドル買いが強まっています。昨日からの上昇で、ユーロドルが1.04台に乗せており、今日の終値で1.04台にしっかり乗せると、上値余地が拡大しそうです。1.07台くらいを想定しています。先にポンド・ドルがチャートポイントの1.17台をしっかり上抜けた後、1.20台後半まで上昇しており、ユーロドルも同じようなルートをたどりそうです。
一方、ドル円ですが、138円台後半に突っ込んでいます。ポイントは、137円割れとみています。137円が守られているうちは、売りが止まれば、ジリジリと戻してくるとみています。137円台は突っ込んだところを買い拾っても良さそうです。売りで考えるなら、前日のNYで戻りが抑えられた140円接近あたりから売りも面白そうです。
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