来週の予定(12/4~)・・・米ISM非製造業景況感、RBA理事会、米生産者物価指数、ect.
- 2022/12/4
- 佐藤りゅうじブログ

今週は、パウエルFRB議長の発言をきっかけにドル売りが加速しました。発言内容をみると、12月のFOMCで利上げ幅の縮小は述べられていますが、ターミナルレートは引き上げられそうです。雇用統計の平均時給の数値をある程度、知っていての発言だったのかと思います。
市場はターミナルレートが引き上げられる可能性よりも、利上げ幅の縮小を材料として、ドル売りとなりました。米10年債利回りも3.49%まで下落しています。
ドル・円は、節目の135円を割り込み、133.63まで突っ込みました。今年1月24日の安値113.47から10月21日の高値151.95までの上昇の半値押しが132.71付近なので、今回のドル売りもそろそろかと思っていますが・・・。
さて、来週ですが、13-14日のFOMCを意識しての展開となりそうです。その意味で重要なのが、5日の米11月サービス業ISM景況感指数、そして9日の米11月生産者物価指数(PPI)です。10月のPPIは、前年比+8.0%、コア前年比+6.7%と9月に比べ大幅に低下しました。
11月の数値も大きく低下するようなら、12月のFOMCの利上げ幅が0.50%になるとの見方を強めることになりそうです。
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12月4日からの一週間の主な政治経済イベント
—【04日】—————————————————————
OPECプラス会合
—【05日】—————————————————————
トルコ消費者物価指数(11月)
トルコ生産者物価指数(11月)
仏鉱工業生産指数(10月)
仏サービス業PMI改定値(11月)
独サービス業PMI改定値(11月)
ビルロワドガロー・フランス中銀総裁 講演
マクフール・アイルランド中銀総裁 講演
ユーロ圏サービス業PMI改定値(11月)
英サービス業PMI改定値(11月)
ユーロ圏小売売上高指数(10月)
米製造業受注(10月)
米耐久財受注(10月)
米サービス業PMI改定値(11月)
米ISM非製造業景況指数(11月)
—【06日】—————————————————————
日本勤労者世帯家計調査(10月)
豪経常収支(3Q)
オーストラリア政策金利
独製造業受注指数(10月)
南アGDP(3Q)
米貿易収支(10月)
カナダ貿易収支(10月)
—【07日】—————————————————————
豪GDP(3Q)
中国貿易収支(11月)
日本景気動向指数(10月)
スイス雇用統計(11月)
独鉱工業生産指数(10月)
仏貿易収支(10月)
仏経常収支(10月)
ユーロ圏GDP(3Q)
米MBA住宅ローン申請指数
米非農業部門労働生産性指数(3Q)
カナダ政策金利
—【08日】—————————————————————
日本貿易収支(10月)
日本GDP(3Q)
豪貿易収支(10月)
南ア経常収支(3Q)
南ア製造業生産指数(10月)
ラガルド欧州中銀(ECB)総裁 講演
米新規失業保険申請件数
カナダIvey購買部協会指数(11月)
メクラースイス国立銀行(SNB)理事 パネル討論会参加
ビルロワドガロー・フランス中銀総裁 講演
—【09日】—————————————————————
中国生産者物価指数(11月)
中国消費者物価指数(11月)
米生産者物価指数(11月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数(12月)
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール