12月13日のポイント・・・CPI前の円売りの仕掛け
- 2022/12/13
- 佐藤りゅうじブログ

昨日は米CPIを前に円売りが目立っていましたね。ドル・円は137.85付近まで上昇し、12月7日の高値にほぼ面合わせとなりました。さすがに138円台を取りには行かなかったですが、CPIを前に円ショートのポジションを作りに行ったのですかね~。
前週末のPPIで予想を上回るインフレ率が示されたことで、今夜のCPIも市場予想を上回るとの思惑が強まっているのでしょう。
円ショートという意味では、ドル円よりもクロス円が目立っています。クロス円は、先週から買いが先行しています。特にキーウィ円は、5日から6日連続陽線となっており、今日は88.12前後まで水準を引き上げ、9月13日に付けた年初来高値88.27が目前です。
キーウィ円の動きが、オージー円、そしてユーロ円、ポンド円に波及してくれば、ドル円も戻りを試すことになりそうです。ただ、ドル・円の場合は、138円台に突入しても、チャートポイントは、142.50になるでそう。ここを超えてこないと、本格的な戻りはないとみています。米CPI、米連邦公開市場委員会(FOMC)で円売りになっても、同水準を上抜けないようなら、130-140円のレンジ相場が形成されていきそうです。