12月22日のポイント・・・無理は通らず、道理が顔を出す
- 2022/12/22
- 佐藤りゅうじブログ

20日のドル円の値幅が6円90銭、そして、昨日(21日)が1円3銭、クリスマス目前ということもありますが、ちょっと拍子抜けでした。131円台半ばと132円台半ばのレンジ相場でした。クリスマス前で欧米勢の参加者が少ないこともあるのでしょうが、日銀のサプライズな政策変更で傷んだむきが多かったのだと思います。
日銀の政策変更は、いずれ手を付けるしかなかったですが、問題はやり方ですよね。先週あたりからWSJなどの海外金融メディアで日銀の政策に対して、様々な記事が散見されており、情報がもれていた?外圧に負けた?などいろいろ考えてしまいます。ただ、結局のところ、無理な政策をいつまでも続けることは出来ないということでしょうね。WSJの記事も、そういった内容でした。
しかし、これで日銀とスイス国立銀行は、信じないほうがいいことがよくわかりました(笑)。黒田さん、最後の最後で日銀の信認を大きく失墜させました。日銀の言うことは、もう信用されないでしょうね。新総裁は、信用の回復が最初の仕事になるでしょう。
ドル・円は、日本のファンダメンタルズを考えると、ここは長期なら買ってもいいかと思っています。ただ、もう一段下もありそうなので、個人的には短期は売り目線においてます。勝負再開は、クリスマス明けからですかね。
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