来週の予定(2023/1/1~)・・・米ISM景況感指数、米貿易収支、米雇用統計、etc.
- 2022/12/31
- 佐藤りゅうじブログ

今年も終わろうとしていますね。みなさん、お疲れ様でした。
今年の相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)を中心に中央銀行にスポットが当たった一年でした。FRBの急速かつ大幅な利上げは、為替市場では、ドル買いを呼び、金融政策の差からドル・円は10月に151.95円まで円安が進みました。
しかし、その後、FRBの利上げの最終地点(ターミナルレート)が接近してきたとの見方から、一転してドル売りに転じ、最後の日銀の実質的な利上げもあり、12月20日には130.56まで下落し、131.21で今年の取引を終えました。これだけ値動きがあると、悲喜こもごもではなかったでしょうか。
来年も、中銀が注目される一年になるでしょう。年前半は、多くの中銀は利上げの停止が騒がれ、年後半からは「利下げ」をキーワードとして中銀が注目されそうです。一周遅れている日銀は、新総裁のもとYCCの修正や利上げが取り沙汰されそうです。
来年もボラティリティの高い一年となりそうです。新年早々、ISM景況感指数や米雇用統計が控えており、正月気分は2日までとなりそうです。今日を含めて、3日しかありませんが、ゆっくり身体と脳を休めましょう。
最後に、今年も一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
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1月2日からの一週間の主な政治経済イベント
—【02日】—————————————————————
休場:米・加・英・独・仏・スイス・豪・NZ・中国・香港
—【03日】—————————————————————
中国財新製造業購買担当景気指数(PMI)(12月)
トルコ消費者物価指数(12月)
トルコ生産者物価指数(12月)
独雇用統計(12月)
独消費者物価指数(12月)
米建設支出(11月)
—【04日】—————————————————————
日本自動車販売台数(12月)
スイス消費者物価指数(12月)
仏消費者物価指数(12月)
仏消費者信頼感指数(12月)
香港小売売上高(11月)
米MBA住宅ローン申請指数(抵当銀行協会)
米ISM製造業景況指数(12月)
—【05日】—————————————————————
独貿易収支(11月)
ユーロ圏生産者物価指数(11月)
米ADP雇用統計(12月)
カナダ貿易収支(11月)
米新規失業保険申請件数
米貿易収支(11月)
—【06日】—————————————————————
独小売売上高指数(11月)
独製造業受注指数(11月)
スイス小売売上高(11月)
センテノ・ポルトガル中銀総裁 講演
ユーロ圏消費者物価指数(12月)
ユーロ圏小売売上高指数(11月)
カナダ雇用統計(12月)
米雇用統計(12月)
カナダIvey購買部協会指数(12月)
米ISM非製造業景況指数(12月)
米製造業受注(11月)
米耐久財受注(11月)
レーン欧州中銀(ECB)専務理事(チーフエコノミスト) 講演
バーキン米リッチモンド地区連銀総裁 講演
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール