1月5日のポイント・・・年末年始の円買いを否定か
- 2023/1/5
- 佐藤りゅうじブログ

ドル・円の動きが荒いですね。昨日は、注目度の高いISM製造業景況感指数ではなく、JOLT求人で大きく動きました。値動きも跳ねたというより、強い買いで売りをこなしながら上昇していった感じでした。
ただ、今朝の東京では前日の高値132.72から131.70付近までスルスルって落ちてくるのをみると、なかなか難しい相場です。下の節は131.60-65あたり。131円台後半は買ってもいいかと思っています。
年末年始といろいろな為替の見通しを述べられていましたが、7-8割方が円高予想だったように思います。私自身、年初は円買いで入ろうと思っていました。ただ、年末年始のマーケットの薄い時に円買いの仕掛けが入ったのが、なんとも嫌な感じしていました。
まぁ、日銀も金利を引き上げるでしょうし、一段の円高もありそうですけど、経常収支の動向をみると、数年単位の大きな流れとしては円安に振れるのでは思っています。短期のトレードには、長期のファンダメンタルズを持ってきてもあまり意味はないのですが、市場参加者の方向性が一方に偏る時は、得てして逆に動くことが多いです。予断を持たずに相場に臨んだ方がいいでしょう。
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