2023年相場が始まりました。

今週のドル・円はジリジリと上昇し、最後にどっかーんという感じでしたね。注目された米雇用統計は、市場予想を上回り、引き続き雇用がタイトであることが示されました。一方、賃金の伸びが鈍化も示されており、FRBが利上げペースを減速させる余地を生み出したようです。このことがドル売りを誘いました。

ただ、サプライズはISM非製造業景況感でした。市場予想の55に対し、49.6、まさかの50割れでした。これでドル売りが再加速。ドル円は132円付近まで下落し、この日の高値から2.77円前後も水準を引き下げました。

ドル円は、チャート的には134円台でダブルトップなり、135円が大きな節に成長しそうです。下値も130円台突っ込んで売るのも・・・、130-135のレンジ形成になっていくのかなと考えています。

さて、来週ですが、12日に2022年12月の米消費者物価指数が発表されます。その時に値位置やポジションの偏りにもよりますが、同指標次第では、大きく動き出しそうです。

それでは、来週も頑張っていきましょう！

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1月8日からの一週間の主な政治経済イベント
—【09日】—————————————————————
豪住宅建設許可件数（11月）
スイス雇用統計（12月）
独鉱工業生産指数（11月）
仏経常収支（11月）
仏貿易収支（11月）
ユーロ圏雇用統計（11月）
ボスティック米アトランタ地区連銀総裁 講演

休場：日本

—【10日】—————————————————————
日本勤労者世帯家計調査（11月）
トルコ鉱工業生産指数（11月）
トルコ雇用統計（11月）
仏鉱工業生産指数（11月）
南ア製造業生産指数（11月）
パウエルFRB議長 討論会参加
パブロ・エルナンデス・デコス・スペイン中銀総裁 講演

—【11日】—————————————————————
豪小売売上高（11月）
豪消費者物価指数（11月）
日本景気動向指数（11月）
ホルツマン・オーストリア中銀総裁 講演
米ＭＢＡ住宅ローン申請指数

—【12日】—————————————————————
日本経常収支（11月）
豪貿易収支（11月）
中国消費者物価指数（12月）
中国生産者物価指数（12月）
日本景気ウォッチャー調査（12月）
ＥＣＢ月報
ハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁　講演
米消費者物価指数（12月）
米新規失業保険申請件数
独経常収支（11月）
米財政収支（12月）
ブラード米セントルイス地区連銀総裁　講演

—【13日】—————————————————————
英鉱工業生産指数（11月）
英製造業生産指数（11月）
英貿易収支（11月）
仏消費者物価指数（12月）
独ＧＤＰ（2022）
ユーロ圏鉱工業生産指数（11月）
ユーロ圏貿易収支（11月）
米輸入価格指数（12月）
米ミシガン大学消費者信頼感指数（1月）

※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール