1月18日のポイント・・・利上げ催促相場へ
- 2023/1/18
- 佐藤りゅうじブログ

注目された日銀金融政策決定会合は、変更なしということで、まずは円売りの反応でした。ドル円は、128円台半ばから131.58で急伸しましたが、東京終盤から徐々に売り圧力が強まり、欧州時間には129.60前後まで下落しました。132円台に乗せるかと思ったのですが、欧州時間がドル全面安になったことで、売りが加速しました。
テクニカル的にみると、132円台は1月6日からの下落後の戻り高値がある水準です。NY勢の動向次第ですが、この水準まで戻せずに下落しているので、やはり、まだ戻り売り優勢の相場なのだと思います。まぁ、127円台を突っ込んで売りたくもないので、中長期で取引を考えるなら、いまは安値圏でのもみ合い、もしかしたら底練り場面かもしれませんので、打診買いくらいはいいのかと思っています。
ただ、短期目線では、これでまた海外勢は債券を売ってくるでしょうし、実質的な利上げ催促相場になりそうです。短期では、ドル・円は133円付近をバックに戻りを丁寧に売っていきたいと考えています。
「FOREX NOTE 2023 為替手帳」 好評発売中!
ご購入はここをクリック!