3月14日のポイント・・・荒ぶる相場
- 2023/3/14
- 佐藤りゅうじブログ

昨日の相場は荒れましたね。米連邦準備制度理事会(FRB)の対応はとても早かったと思うのですが、そう簡単に金融システムに対する不安心理が落ち着くわけではないようです。少なくとも数日は掛かりそうです。
昨日の東京早朝のドル安・円高が133.56付近で下げ止まった時は、うまくチャートポイントで止まったと思ったのですが、欧州時間に入ると、これを下抜き、132.29まで下落しました。今日の東京で133.97付近まで戻す場面がありましたが、134円台をしっかり回復できないのなら、再度下攻めかと思っています。その場合は、チャートポイントの133.50を割っているので、130円台もあるかと考えてます。
というのも、昨日の値動きを見て思ったのですが、特に欧州以降ですが、値動きが軽く見えました。大きな売りが出たような破壊力のある下げというより、なんだか軽くスルスルと下落している感じがしました。マーケットが薄いのかもしれませんね。このため、130円台に突っ込む場面があっても、その時間は短い可能性がありそうです。
こういうマーケットは、値幅が出るのですが、もみ合いの時間の少ないので、取引としてはやりにくい印象を持っています。これだけ動くと、大きく取れそうに思うのですが、個人的には、案外、手強いと思っています。少し相場が落ち着くのを待ってから、トレードしてもよさそうです。また、今日は注目の米消費者物価指数の発表があります。同指標をみてからトレードしても遅くはないでしょう。