3月15日のポイント・・・ユーロかポンドの買いに注目、ドル円はレンジ相場か
- 2023/3/15
- 佐藤りゅうじブログ

昨日の米消費者物価指数で為替市場の方向性がしっかり出てくるかと思ったのですが、勝負が付きませんでした。米消費者物価指数の数値は、コアは市場予想を上回ったものの、ほぼ予想通りでした。ただ、過去3回は指標の結果が予想通りでも相場が大きく動いたので、注目をしていましたが、今回は上下に振れたものの、相場が大きく動き出しはしませんでした。今週は米消費者物価指数が、ポイントになると見ていたので、肩透かしを食らった感じです。
ただ、昨日の相場全体とみると、円の独歩安でした。ドルもそれなりに弱くなっています。現在、ドル・円は、弱い通貨同士の引っ張り合いです。135円を上抜ないのも、下値が133円台半ばで堅いのも、致し方無いといったところでしょうか。ドル・円は少しやりにくく思います。
ドルが弱いことに着目するなら、ポンド・ドルかユーロ・ドルの買いに妙味がありそうです、豪ドルは、いまところ弱いので、豪ドル・ドルのロングは少し様子をみたいです。個人的にはユーロ・ドルが1.0700をしっかり上抜いてきたので、1.08台、1.09台もあるかと思いっています。クロス円も良さそうなのですが、リスクオフの円買いになると嫌なので、今日はユーロ・ドルとポンド・ドルの買い場を探してみようと思っています。
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