3月23日のポイント・・・ドル円はクローズベースで130.50割れなるか
- 2023/3/23
- 佐藤りゅうじブログ

注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)は通過しました。FOMCが過ぎれば、相場がスッキリするかと思っていたのですが、ちょっと微妙です。FOMC自体は、0.25%の利上げとなったものの、声明文から「継続的な引き上げ」という文言が削除されるなど、米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢がやや後退しました。
これを受けて、米債金利が急低下、ドル売りになりました。ただ、ドル円は3月20日の安値130.54を日足ベースで下抜けず、ユーロドルも引けにかけて上げ幅を削るなど、積極的にドルを売るといった状況には至っていません。
今日は、今のところ、ドル売りが優勢となり、ドル円は130.50を割り込みました。ただ、日足ベースでしっかり下抜く動きにならないと、売りにくいです。時間足や日足でみれば、レンジの下限です。まして、東京時間の値動きは、個人的にはあまり信じていません。売るなら、昨日のNY終盤の戻りが抑えられた131円台半ばだったなぁと思っています。ここから取引するなら、ストップおいてロングもありかと思っています。
ユーロドルも、今日上げると6連騰で年初来の高値圏になるので、出来れば浅い押しを作ってもらってから、買いたいなぁと思っています。「買えない相場は強い」という格言もあるので・・・。昨日の相場、もう少し、ドルが売られてくれると、トレードしやすかったのになぁ。。。などと思っています。
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