3月31日のポイント・・・円売りからドル売りへ
- 2023/3/31
- 佐藤りゅうじブログ

ドル・円が133円を上抜いてきましたね。ただ、月末、四半期末、年度末ですので、このまま素直に上値を試すかは疑問が残ります。3月31日のドル・円は、仲値以降は別の顔ということもよくあります。欧州がドル買いで入ってこないなら、ここ数日の上昇を吐き出す可能性もありそうです。
というのも、このところ値動きが悪かった、ドルストレートが昨日、動意を見せてきました。ユーロ・ドルは、過去8営業日、NYクローズは1.07台か1.08台でしたが、このレンジから上放れ、昨日は1.0905で引けました。日足をみても、比較的実体の長い陽線となっており、2月2日の高値1.1033が視野に入ってきたようです。
ポンド・ドルとオージー・ドルは、直近のレンジの上限に水準を引き上げており、両通貨がレンジから上放れとなれば、ドル売りが加速しそうです。特にポンド・ドルの1.24台は、昨年12月から何度も戻りを抑えられており、注目しています。
今週は、円がよく売られていましたが、ドルに主役が移り、しかもドル売り相場となれば、ドル・円も下押し圧力が強まりそうです。
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