来週の予定(2023/4/2~)・・・日銀短観、米ISM景況感指数、米雇用統計、etc.
- 2023/4/1
- 佐藤りゅうじブログ

SVBの破綻に端を発した金融不安が、少し落ち着いてきました。市場を支配していた「恐怖」も少し和らいだようです。S&P500は終値としては2月15日以来の高値を付けました。ナスダック至っては、四半期ベースで2020年以来の大幅高です。市場は、利上げの終了を織り込みに行っているようです。
為替市場では、今週は円売りが目立ちました。ドル・円は先週まで4週連続陰線でしたが、今週は実体の長い陽線が立ちました。3月22日に上値を抑えた133.00円を上抜く場面もありました。
ただ、31日の日足は、上ヒゲが長く、実体の短い陽線となっています。時間足では、132.30-60付近が支持になりそうですが、この水準を割り込むと、売り圧力が強まる可能性があります。昨日、クロス円が天井を付けたような動きとなったので注意はしておきたいです。
さて、来週ですが、月初ということで3月の米ISM景況感指数、米雇用統計が発表されます。米雇用統計は、7日に発表されますが、今年は7日がグッドフライデーにあたるため欧米諸国の多くは祝日です。米国では、グッドフライデーは連邦政府の祝日ではないので、経済指標は発表されますが、金融市場は休場です。ちょっと複雑です。
米雇用統計とグッドフライデーが重なるケースは、数年に一度あります。通常、為替市場では、指標の発表後、1時間程度は値動きがありますが、その後はあまり動かなくなります。今年も同様になるかと思いますが、注意はしておきましょう。
それでは、来週も頑張っていきましょう!
—【02日】—————————————————————
豪・NZ標準時間に移行
—【03日】—————————————————————
日銀短観(1Q)
豪住宅建設許可件数(2月)
中国財新製造業購買担当景気指数(PMI)(3月)
スイス消費者物価指数(3月)
トルコ消費者物価指数(3月)
トルコ生産者物価指数(3月)
仏製造業PMI改定値(3月)
独製造業PMI改定値(3月)
ユーロ圏製造業PMI改定値(3月)
英製造業PMI改定値(3月)
米製造業PMI改定値(3月)
シムカス・リトアニア中銀総裁 講演
ブイチッチ・クロアチア中銀総裁 講演
米建設支出(2月)
米ISM製造業景況指数(3月)
—【04日】—————————————————————
豪政策金利
独貿易収支(2月)
ユーロ圏生産者物価指数(2月)
テンレイロ英金融政策委員会(MPC)委員 講演
米製造業受注(2月)
米耐久財受注改定値(2月)
ピル英中銀(BOE)理事 講演
メスター米クリーブランド地区連銀総裁 講演
—【05日】—————————————————————
NZ政策金利
独製造業受注指数(2月)
仏鉱工業生産指数(2月)
仏サービス業PMI改定値(3月)
独サービス業PMI改定値(3月)
ユーロ圏サービス業PMI改定値(3月)
英サービス業PMI改定値(3月)
テンレイロ英金融政策委員会(MPC)委員 講演
米MBA住宅ローン申請指数
米ADP雇用統計(3月)
米貿易収支(2月)
カナダ貿易収支(2月)
米サービス業PMI改定値(3月)
米ISM非製造業景況指数(3月)
休場:中国・香港
—【06日】—————————————————————
豪貿易収支(2月)
スイス雇用統計(3月)
独鉱工業生産指数(2月)
米新規失業保険申請件数
カナダ雇用統計(3月)
カナダIvey購買部協会指数(3月)
ブラード米セントルイス地区連銀総裁 講演
—【07日】—————————————————————
日本勤労者世帯家計調査(2月)
日本景気動向指数(2月)
仏貿易収支(2月)
仏経常収支(2月)
米雇用統計(3月)
休場:米・英・独・加・スイス・豪・NZ・香港
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール