4月6日のポイント・・・米経済指標が悪化、ドル・円は売り優勢か
- 2023/4/6
- 佐藤りゅうじブログ

米国の経済指標が急激に悪化してきましたね。昨日は、米ADP雇用統計、ISM非製造業景況感ともに市場予想を下回りました。市場は、円買い&ドル買い動きをみせており、リスクオフの展開でした。
ドル・円は一時130.64付近まで突っ込む場面がありました。クロス円も弱くなっており、徐々に円買いの流れが強まっています。ただ、130円台半ばは、レンジの下限でもあるので、ここからは突っ込んで売るよりは、戻りを叩く感じで考えています。戻りの水準としては、131.40前後と131.80付近を考えています。
一方、ユーロドルですが、こちらは1.09台でまた跳ね返された感じです。ただ、崩れてもいないです。昨日はドル買いになりましたが、まだ上昇トレンドで考えてもいいと思っています。しばらく、1.08-1.09台をやって、この水準を踏み台にして、1.10台に入るようならば、上昇トレンドが強まるとみています。まぁ、押し戻されるなら、突破失敗で売りですけどね。
今週は、金曜日に雇用統計が発表されますが、グッドフライデーで株、商品市場はお休みです。為替市場も雇用統計の発表後、1時間くらいは動きますが、その後はあまり動かない印象があります。商いが薄く、値も飛ぶので、今週の勝負は今日までと考えています。
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