4月21日のポイント・・・短期的には円買いか
- 2023/4/21
- 佐藤りゅうじブログ

このところの為替市場は、大きな動きがみられないですね。方向性に欠ける相場が続いています。ただ、昨日のマーケット、ほんのわずかですが、変化の兆しが出てきたように思います。
昨日、発表された一連の米経済指標は、悪いものがほとんどでした。これを受けて、値幅が小さかったですが、ドル・円は円ドル安・円高方向に動きました。しかし、ユーロドルは、ややユーロ買いに振れる場面もありましたが、上値の重さがみられ、徐々に売りが優勢となりました。これにつられ、オージードルや、ポンドドルも地合いを緩めました。
結果として、クロス円に売り圧力が高まりまってきました。特に注目したいのは、ユーロ円です。ユーロ円は、昨年10月21日には148.40付近まで上昇、その後、下落となりました。147-148円という水準は、意識されやすいです。ユーロ円が上げ一服となり、直近の上昇に対する調整安場面となれば、円買い圧力も強まりそうです。
ドル・円も目先の上値目標135円台を達成しているので、短期的には下押しする可能性があるとみています。
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