5月11日のポイント・・・ドル売りもイマイチ方向感が出ず
- 2023/5/11
- 佐藤りゅうじブログ

注目された4月の米消費者物価指数は、ほぼ市場予想通りでした。あの数値で、ドルが売られるのはちょっと意外でした。それだけ、ドルを売りたい人が多いのでしょうね。せーのっ!って感じで売られてましたしね。ただ、その後、オージードルとポンドドルは、全値押しとなるなど、イマイチ方向感が出にくいなぁとみています。
まぁ、これでオージードルやポンドドルが、昨日の高値を抜いてくるようなら、ドル売りのトレンドが明解になってくるのでしょうね。一方、ドル円は、引き続き、133-138円前後レンジ継続となりそうです。一時的に133円を割る可能性もあると思いますが、あのスワップでドル円の腰を据えてのショートは難しいです。ショートで攻めるなら、短期間です。そうなると、ドル円の下値は限られるように思います。
さて、今夜は4月の米生産者物価指数が発表されます。いまのところ市場予想は、以下の通りです。
前月比:0.30%(前回-0.50%)
前年比:2.50%(前回2.70%)
コア/前月比:0.20%(前回-0.10%)
コア/前年比:3.30%(前回3.40%)
前回は伸びが予想以上に大幅に鈍化しました。前月と比べて、ガソリン価格が上昇しましたが、その他は特に物価上昇が目立つものはないので、今回もやや弱い数字が出てくる可能性がありそうです。それでドル売りになり、ドル円が133円台半ばあたりに下落すれば、値動きもみながら、ロングしてみようかと思っています。133円をしっかり割れば、一旦、撤退ですけどね。
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