今週は円安になったり、ドル高になったりで、ドル円は木曜日まで6連騰となり、138.75まで水準を引き上げる場面がありました。金曜日の下げは、さすがに過熱感もあったので、致し方無いといったところでしょう。

ただ、137円台半ばはしっかり拾われました。また、この下には、200日線137.07もあり、突っ込んでも、このあたりが支持となりそうです。大きな流れとしては、昨年11月の高値142円を目指しているように思います。クロス円が強いのも支援材料になるでしょう。

さて来週ですが、各国PMI、RBNZ理事会、独ifo、独GDP確報値、米GDP改定値、米耐久財受注、米PCEコアデフレータなどの発表があります。

注目は、26日（金）米PCEコアデフレータかと思います。このところ、FRBメンバーなどから、米国の利上げ停止について、懐疑的な発言が目立っています。PCEコアデフレータが市場予想を上回ると、利上げ継続の見方から、ドル買いに繋がりそうです。

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5月21日からの一週間の主な政治経済イベント

—【22日】—————————————————————
英ライトムーブ住宅価格（5月）
日本機械受注高（3月）
中国最優遇貸出金利
トルコ消費者信頼感指数（5月）
香港消費者物価指数（4月）
ブイチッチ・クロアチア中銀総裁 講演
デギンドス欧州中銀（ECB）副総裁 講演
ホルツマン・オーストリア中銀総裁 講演
ブラード米セントルイス地区連銀総裁 講演
ユーロ圏消費者信頼感速報値（5月）
レーン欧州中銀（ECB）専務理事（チーフエコノミスト） 講演
ビルロワドガロー・フランス中銀総裁 講演
ボスティック米アトランタ地区連銀総裁 討論会参加

休場：カナダ

—【23日】—————————————————————
デギンドス欧州中銀（ECB）副総裁 講演
仏ＰＭＩ速報値（5月）
独ＰＭＩ速報値（5月）
ミュラー・エストニア中銀総裁 講演
ユーロ圏ＰＭＩ速報値（5月）
ユーロ圏経常収支（3月）
英ＰＭＩ速報値（5月）
カナダ鉱工業製品価格（4月）
米ＰＭＩ速報値（5月）
ローガン米ダラス地区連銀総裁 挨拶
米新築住宅販売件数（4月）
ハスケル英金融政策委員会（MPC）委員 講演
ビルロワドガロー・フランス中銀総裁 講演
ナーゲル・独連銀総裁 講演

—【24日】—————————————————————
ＮＺ小売売上高（1Q）
ＮＺ政策金利
英消費者物価指数（4月）
英小売物価指数（4月）
英生産者物価指数（4月）
トルコ設備稼働率（5月）
南ア消費者物価指数（4月）
独ｉｆｏ景況感指数（5月）
ベイリー英中銀（BOE）総裁 講演
米ＭＢＡ住宅ローン申請指数
米ＦＯＭＣ議事録（5月2・3日開催分）

—【25日】—————————————————————
独ＧＤＰ確報値（1Q）
南ア生産者物価指数（4月）
メクラースイス国立銀行（SNB）理事 講演
デギンドス欧州中銀（ECB）副総裁 講演
ナーゲル・独連銀総裁 講演
トルコ政策金利
ビルロワドガロー・フランス中銀総裁 講演
米新規失業保険申請件数
米ＧＤＰ改定値（1Q）
センテノ・ポルトガル中銀総裁 講演
米中古住宅販売成約指数（4月）
南ア政策金利
ハスケル英金融政策委員会（MPC）委員 講演

—【26日】—————————————————————
豪小売売上高（4月）
英小売売上高（4月）
ブイチッチ・クロアチア中銀総裁 講演
仏消費者信頼感指数（5月）
米個人所得・支出（4月）
米PCEコアデフレータ（4月）
米耐久財受注（4月）
米ミシガン大学消費者信頼感指数確報値（5月）

 ※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール