6月20日のポイント・・・ドル円、クロス円ともに押し目拾い
- 2023/6/20
- 佐藤りゅうじブログ

東京時間の午前中にドル・円が上昇しましたが、昨年11月21日の高値142.25で買いが鈍ると、141.58付近まで下落しました。ちょうど、142.25で上げ止まりましたが、値動きをみていると、天井を付けたような動きには見えませんでした。今夜の欧州、NY次第でしょうが、142.25を上抜き、昨年11月11日の高値142.48を試す可能性も十分にあるとみています。
トレードとしては、高値圏では買いたくはないので、まずは前日の安値がある141.44付近に引き付けての買い。この水準を下抜くと、140.80付近までありそうなので、二回に分けて買おうと考えています。
気掛かりなのは、クロス円です。ポンド円を中心に過熱していましたが、今日の午前中の値動きをみると、調整入りした可能性もありそうです。クロス円が落ちてくるようなら、ドル円の戻りも鈍くなりそうです。日本株も調整入りした感があるので、ヘッジの円売りや、その思惑からの買いは目先、入りにくそうです。ただ、ドル円にせよ、日本株にせよ、あくまで調整段階で崩れたわけではないので、押し目は拾っていくつもりです。
今週は、英金融政策委員会(MPC)があります。0.25%の利上げ予想となっています。先週、大きな花火が打ちあがったポンド円ですが、同委員会を前にポジション調整の動きもあるでしょう。ポンド円が軟化すれば、他のクロス円も少なからず軟化するでしょう。クロス円のロングがある方は、少しポジションを落とすなりして、機動性を高めて、押し目買いに備えておいてもよさそうです。
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