6月27日のポイント・・・ドル円は指値して待ち、146円台を目指す
- 2023/6/27
- 佐藤りゅうじブログ

昨日のドル円は上げ一服でした。ただ、高値・安値が23日の日足の中に収まっていますし、143円台を維持して引けました。上昇トレンドは継続、押し目待ち方針を継続で考えています。
押し目は、23日の取引で東京、欧州、NYで3度も支持された142.70-80付近を考えています。ただ、下値も堅くなってきています。上値は145-146円台を考えているので、あまり下値が堅いようなら、143円台前半からでも買っていこうと考えています。
ここにきて、神田財務官や松野官房長官から口先介入が出てきていますが、いまのところ、そこは買い場になっています。落ちるナイフをつかむのは勇気がいります。そして、戻りも早いです。指値をしておいた方がよさそうです。
実弾介入があるとすれば、スピードをともって上昇する場面でしょう。146円台に入ってきたあたりかと考えています。昨年の9月22日や10月21日の介入をみると、伸びきったところを狙っています。
145円台は、昨年9月22日に24年ぶりの円買い介入を実施した水準です。警戒感が強いでしょう。戻り売りも出て、ギクシャクしそうです。145円台の売りを飲み込み146円台に突入し、「さぁ一段高へ」となったタイミングの方が介入効果はあるかと思います。
一方、何らかの理由で円買いに転じる場合も想定できます。このところ欧州の景気悪化を示す経済指標から、ユーロ円が売られて、ドル円がこれに追随する場面がみられます。いまのところは、短時間の下落で済んでいますが、トレンドが変わるような動きとなった場合、ドル円のスワップが大きいので、スイス円あたりでショートを作ろうと考えています。
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