来週の予定(2023/7/2~)・・・米ISM景況指数、RBA理事会、米雇用統計、etc.
- 2023/7/1
- 佐藤りゅうじブログ

今週、ドル円が一瞬でしたが145円台に入りました。口先介入も増えており、さすがにすんなりとは行きませんでした。イエレンさんも昨日の会見で、円買い介入について、「日本と連絡している」と述べていました。こういうのも効いてきます。
さて、来週ですが3日に日銀短観とISM製造業景況感、4日はRBA理事会、そして、7日には米雇用統計が控えています。30日に発表されたPCEコアデフレータは、前年同月比、前月比ともに伸びが鈍化しました。また、個人支出も抑えられています。
来週発表される米経済指標で景況感の悪化や雇用の伸びの鈍化がみられれば、利上げのサイクルが最終局面に近いとの見方が広がりそうです。ドル円は調整安の可能性もありそうです。
ただ、利上げサイクルが最終局面かどうかは、単月のデータでは、判断は難しいです。その意味では、8月にFOMCが開催されないのは、FRBにとって好都合かもしれませんね。7月は利上げをするとしても、8月、9月の数値をみて、9月19-20日のFOMCで次のシナリオに入れます。
この時期、夏枯れ相場といいますが、今年は枯草の下で、次の相場の養分が蓄えられているかもしれませんね。
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7月2日からの一週間の主な政治経済イベント
—【03日】—————————————————————
日銀短観(2Q)
豪住宅建設許可件数(5月)
中国財新製造業購買担当景気指数(PMI)(6月)
スイス消費者物価指数(6月)
香港小売売上高(5月)
仏製造業PMI確報値(6月)
独製造業PMI確報値(6月)
ユーロ圏製造業PMI確報値(6月)
英製造業PMI確報値(6月)
米製造業PMI確報値(6月)
米ISM製造業景況指数(6月)
米建設支出(5月)
—【04日】—————————————————————
豪RBA政策金利
独貿易収支(5月)
—【05日】—————————————————————
トルコ消費者物価指数(6月)
トルコ生産者物価指数(6月)
仏サービス業PMI確報値(6月)
独サービス業PMI確報値(6月)
ユーロ圏サービス業PMI確報値(6月)
英サービス業PMI確報値(6月)
ユーロ圏生産者物価指数(5月)
ビルロワドガロー・フランス中銀総裁 講演
米製造業受注(5月)
米耐久財受注(5月)
米FOMC議事録
ウィリアムズ米ニューヨーク地区連銀総裁 講演
—【06日】—————————————————————
豪貿易収支(5月)
独製造業受注指数(5月)
ユーロ圏小売売上高指数(5月)
米MBA住宅ローン申請指数
米ADP雇用統計(6月)
カナダ貿易収支(5月)
米新規失業保険申請件数
米貿易収支(5月)
ローガン米ダラス連銀総裁 講演
米ISM非製造業景況指数(6月)
—【07日】—————————————————————
日本勤労者世帯家計調査(5月)
日本景気動向指数(5月)
スイス雇用統計(6月)
独鉱工業生産指数(5月)
デギンドス欧州中銀(ECB)副総裁 講演
仏経常収支(5月)
仏貿易収支(5月)
カナダ雇用統計(6月)
米雇用統計(6月)
カナダIvey購買部協会指数(6月)
ラガルド欧州中銀(ECB)総裁 講演
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