7月4日のポイント・・・144円台でもみ合い、買いの重みあるか
- 2023/7/4
- 佐藤りゅうじブログ

ドル円、144円台でガチャガチャした動きになってますね。先週から、一日の値幅としてみると小さくなっています。26日からの一週間、77銭、89銭、89銭、77銭、87銭、そして、昨日は92銭でした。介入警戒感から145円前後では売りが出る一方、144円前後では押し目買い意欲が強いです。
ちょっと気になるのは、先週30日に発表されたCFTC建玉明細で、円のネットショートが11万2870枚まで膨らんでいることです。この数値は6月27日時点のものですし、あくまで先物市場での話。ただ、ドル円相場にロング(ドル買い・円売り)がかなり溜まってきている可能性はあります。
ロングが溜まってきた中で、上値が重くなっているとすれば、144円をしっかり割り込むと、手仕舞いから少し下に走りそう。水準的には6月28日の安値143.73や節目の143.50前後、さらには143円が意識されます。個人的には、142円台後半に注目しています。この水準は、6月23日の安値142.72があり、26日の取引でも142.94で下げ止まっています。142円台後半は強い支持とみてはいます。
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