7月11日のポイント・・・ドル円が141円割れ、139円台後半を目指すか
- 2023/7/11
- 佐藤りゅうじブログ

ドル円が141円を割れてきました。6月20日の安値141.21~節目の141.00が大きなポイントと考えいたのですが、この水準を比較的簡単に割ってきました。チャート的には140円台は特に目立った支持はありません。東京時間の値動きをみると、140.60付近が一応の支持になっていますが、チャート的に次は、6月16日の安値139.85を目指しそうです。
今回の円高ですが、円ショートのポジションの偏りがみられていたうえ、145円前後で上値が重くなっていたところに、日銀がYCCを修正するとの見方が広がったことがあります。日銀金融政策決定会合は、7月27-28日ですので、少し気が早いように思うのですが、これまで円を売っていたNY勢が、円買いに回っているのをみると、海外勢はYCCの修正に賭けてきたのかもしれませんね。米消費者物価指数を控えての修正にしては、値幅が大きすぎます。
しかし、先週の金曜日といい、昨日といい、これまでNY終盤はスワップ狙いの買いが入り、ドル高・円安に振れていましたが、この動きがほとんどみられませんね。ボラティリティがあるのでいいですが、ひとたび値動きが大人しくなると、また、どこからともなく、円売りが出てくるのかなと思っています。それまでは、まずは売り目線で考えています。
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