来週の予定(2023/7/30~)・・・英豪政策金利、米ISM製造業景況感、米雇用統計、etc.
- 2023/7/29
- 佐藤りゅうじブログ

今週は、ドル円が動きましたね。特に木曜の深夜、日経がYCC修正の報道を流してからは、目まぐるしい値動きでした。
YCCは修正されましたが、初動は141.30付近までの円安でした。そこから、138.07まで下落、その後も激しい振幅がありましたが、NYで140円台を回復したあとは、一方的な相場となり、終わってみれば141.16付近、日足は上昇示唆の下影陽線となりました。
昨日のYCCの修正ですが、長期金利の上限を0.5%から1.0%に引き上げましたが、実際に1.0%に達するのは、かなり時間が掛かりそうですし、まずは0.7~0.75%くらいとみています。そうなると、ドル円については、昨日の日足が示しているように、まだ買いがでいいのかなと思っています。
ところで、YCCの修正も大きなことですが、気になっているのが、原油価格の上昇です。80ドル台に乗せてきました。このところの米国のインフレ率の低下は、原油価格の下落に起因しているところが大きいです。雇用情勢が依然としてタイトなだけに、原油価格の上昇はインフレ圧力を強める可能性があります。市場は米国のインフレはピークアウトし、ソフトランディングするとの思惑を強めているだけに、少し心配です。
さて、来週ですが、8月に入ります。8月第1週ということで、米雇用統計の発表があります。来週も相場は大きく動きそうです。
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7月30日からの一週間の主な政治経済イベント
—【31日】—————————————————————
日本小売業販売額(6月)
日本鉱工業生産指数(6月)
中国製造業購買担当景気指数(PMI)(7月)
独小売売上高指数(6月)
スイス小売売上高(6月)
独GDP速報値(2Q)
香港GDP(2Q)
ユーロ圏GDP速報値(2Q)
ユーロ圏消費者物価指数(7月)
南ア貿易収支(6月)
米シカゴ購買部協会景気指数(7月)
—【01日】—————————————————————
日本雇用統計(6月)
日本有効求人倍率(6月)
豪住宅建設許可件数(6月)
中国財新製造業購買担当景気指数(PMI)(7月)
豪政策金利
仏製造業PMI改定値(7月)
独製造業PMI改定値(7月)
独雇用統計(7月)
ユーロ圏製造業PMI改定値(7月)
英製造業PMI改定値(7月)
香港小売売上高(6月)
ユーロ圏雇用統計(6月)
米ーロ圏製造業PMI改定値(7月)
米建設支出(6月)
米ISM製造業景況指数(7月)
休場:スイス
—【02日】—————————————————————
NZ雇用統計(2Q)
日銀議事要旨(6月15・16日開催分)
米MBA住宅ローン申請指数
米ADP雇用統計(7月)
—【03日】—————————————————————
豪貿易収支(6月)
独貿易収支(6月)
スイス消費者物価指数(7月)
トルコ消費者物価指数(7月)
トルコ生産者物価指数(7月)
仏サービス業PMI改定値(7月)
独サービス業PMI改定値(7月)
ユーロ圏サービス業PMI改定値(7月)
英サービス業PMI改定値(7月)
ユーロ圏生産者物価指数(6月)
英政策金利
英金融政策委員会(MPC)議事録
英金融政策報告
ベイリー英中銀(BOE)総裁 記者会見
バーキン米リッチモンド地区連銀総裁 講演
米非農業部門労働生産性指数(2Q)
米新規失業保険申請件数
米製造業受注(6月)
米耐久財受注改定値(6月)
米サービス業PMI改定値(7月)
米ISM非製造業景況指数(7月)
—【04日】—————————————————————
独製造業受注指数(6月)
仏鉱工業生産指数(6月)
ユーロ圏小売売上高指数(6月)
ピル英中銀(BOE)チーフエコノミスト 講演
カナダ雇用統計(7月)
米雇用統計(7月)
カナダIvey購買部協会指数(7月)
※詳細はこちらのサイトで確認ください↓↓↓
https://ing.forexnote.jp/calender.php