来週の予定(2023/8/6~)・・・米貿易収支、米中消物価指数、米ミシガン大消費者信頼感、etc.
- 2023/8/5
- 佐藤りゅうじブログ

注目された米雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が18.7万人増と予想の20.0万人増を下回った一方、平均時給が前月比0.4%、前年比4.4%と予想より強い内容となりました。これを受けて、金利が低下し、ドル安の展開でした。
ただ、NY終盤まではドル売りも続かず、金曜日の夜の値動きとしては、少し物足りないです。今週はフィッチ・レーティングの米債格下げで、相場が少し冷やされたようです。悪い金利上昇もみられました。8月は米株が急落することも多いので、注意しておきましょう。
さて、来週ですが、10日(木)に7月の米消費者物価指数が発表されます。7月は原油価格の上昇もあり、総合が前月比で上昇することが見込まれます。昨日発表された平均時給は前月比、前年比ともに変わらずでした。今年はスーパーエルニーニョで穀物価格の上昇もありそうです。
市場の思惑通り、インフレ率が低下するのか、利上げはもう終了したのか、懐疑的になってしまいます。あまり、強いバイアスをもって相場に臨まない方が良さそうです。
暑い日が続いておりますが、どうかご自愛くださいませ
「FOREX NOTE 2023 為替手帳」 好評発売中!
ご購入はここをクリック!
8月6日からの一週間の主な政治経済イベント
—【07日】—————————————————————
日本景気動向指数(6月)
日銀金融政策決定会合主な意見(7月27・28日開催分)
スイス雇用統計(7月)
独鉱工業生産指数(6月)
南アSACCI景況感指数(7月)
ボスティック米アトランタ地区連銀総裁 講演
ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事 講演
ピル英中銀(BOE)理事 講演
休場:カナダ
—【08日】—————————————————————
日本勤労者世帯家計調査(6月)
日本経常収支(6月)
中国貿易収支(7月)
独消費者物価指数(7月)
仏貿易収支(6月)
仏経常収支(6月)
ハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁 講演
カナダ貿易収支(6月)
米貿易収支(6月)
—【09日】—————————————————————
中国消費者物価指数(7月)
中国生産者物価指数(7月)
米MBA住宅ローン申請指数
—【10日】—————————————————————
トルコ雇用統計(6月)
トルコ鉱工業生産指数(6月)
南ア製造業生産指数(6月)
米消費者物価指数(7月)
米新規失業保険申請件数
米財政収支(7月)
ボスティック米アトランタ地区連銀総裁 挨拶
—【11日】—————————————————————
英鉱工業生産指数(6月)
英製造業生産指数(6月)
英貿易収支(6月)
英GDP速報値(2Q)
仏消費者物価指数(7月)
トルコ経常収支(6月)
香港GDP(2Q)
米生産者物価指数(7月)
独経常収支(6月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(8月)
休場:日本
※詳細はこちらのサイトで確認ください↓↓↓
https://ing.forexnote.jp/calender.php