来週の予定(2023/8/20~)・・・中国政策金利、各国PMI、ジャクソンホール会合、etc.
- 2023/8/19
- 佐藤りゅうじブログ

ドル円、8連騰後にようやく陰線が立ちました。ドル強いですね。正確には、ドルが強いというよりも、米債金利の上昇が止まらなかったと言った方がいいのかもしれません。
10年債金利が4.28%付近まで上がる場面がありました。今回の金利上昇は、需給の悪化だけでは説明できない部分もありそうです。市場の一部には、4.5%前後まで金利は上昇するとの見方もあります。
金利上昇を受けて、株式市場やゴールドはすでに変調をきたしています。為替市場は、金利差から、いまはドルが買われていますが、マーケットが金利差から米国の景気減速など、他にフォーカスした時は、それなりの調整もあるかと思っています。ただ、もう少し、それは先のような気がしているのですが、どうでしょうか。
さて、来週ですが、中国の政策金利、各国PMI、そして金曜日にはパウエルFRB議長のジャクソンホールでの講演があります。先日公表されたFOMC議事録では、FRBメンバーが市場の予想以上にタカ派でした。
今回の講演でも、インフレとの戦いは続くといった内容になるのではと思っています。そう考えると、ドルは来週序盤に調整安となっても、週末に向けては再び強含み?なんて考えています。
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8月20日からの一週間の主な政治経済イベント
—【21日】—————————————————————
NZ貿易収支(7月)
中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート、1年・5年)
英ライトムーブ住宅価格(8月)
独生産者物価指数(7月)
香港消費者物価指数(7月)
—【22日】—————————————————————
ユーロ圏経常収支(6月)
米中古住宅販売件数(7月)
グールズビー米シカゴ地区連銀総裁 挨拶
—【23日】—————————————————————
NZ小売売上高(2Q)
トルコ消費者信頼感指数(8月)
仏PMI速報値(8月)
独PMI速報値(8月)
ユーロ圏PMI速報値(8月)
南ア消費者物価指数(7月)
英PMI速報値(8月)
米MBA住宅ローン申請指数
カナダ小売売上高(6月)
米PMI速報値(8月)
米新築住宅販売件数(7月)
—【24日】—————————————————————
香港貿易収支(7月)
トルコ政策金利
米新規失業保険申請件数
米耐久財受注(7月)
ジャクソンホール会議(~26日まで)
ハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁 インタビュー
—【25日】—————————————————————
独GDP確報値(2Q)
トルコ設備稼働率(8月)
独ifo景況感指数(8月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数確報値(8月)
米パウエルFRB議長経済見通しについて講演
※詳細はこちらのサイトで確認ください↓↓↓
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