8月31日のポイント・・・スーパーブルームーン、前回はJAL破綻
- 2023/8/31
- 佐藤りゅうじブログ

今日8月31日は、満月が今年最も大きく見える「スーパームーン」と、1か月に2度目の満月である「ブルームーン」が重なる「スーパーブルームーン」だそうです。国立天文台によると、スーパーブルームーンは2010年1月以来、13年ぶりとのことだそうです。
相場の世界では、月齢や星の並びなどを気に掛ける方は多く、満月や水星の逆行などよく聞かれる言葉です。それらが、「相場の転換点」になるとみられています。実際、統計的にも、満月で相場が変わることが多いそうです(私がデータを取ったわけではありませんので、詳細はわかりませんが)。
今日が相場の転換点になるなら、今週に限って言えば、昨日までは、ドルは調整安のような動きをみせ、経済指標も利上げ効果が確認されるものがここまでは多かったです。しかし、今日からはドル買い再開、明日の雇用統計は一転して雇用の過熱感が確認されると言ったところでしょうか。
一方、もう少し長いスパン、年初からみると、主要通貨でもっとも売られたのが円、円の逆襲?このシナリオは少なくとも9月の日銀会合を待った方が良さそうです。一方、最強通貨はスイスフラン、次点がポンドです。スイスは2015年のスイスショックなどサプライズが多いので要注意。ポンドは、ポンドドルが、チャートが戻り売りの形になっており、次の1.26割れは、割れて戻して、再度下抜くという形になるので、走る可能性が高そうです。ポンドドルの売りでも考えてみましょうか。
ちなみに、前回の「スーパーブルームーン」は、2010年1月だったそうです。その時、何があったか調べてみると、日本航空が会社更生法を申請していました。うーん。8月31日ですが、9月まで網を広げると、9月は過去にも「911」や「リーマンショック」など、望ましくないことが色々とあった月です。あまり前のめりで相場に向かわない方がいいかもしれませんね。
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