来週の予定(2023/9/10~)・・・米消費者物価指数、ECB理事会、中国小売売上高、etc.
- 2023/9/9
- 佐藤りゅうじブログ

ドルが強いですね。ドルインデックスの週足は、8週連続陽線です。チャートポイントの106に接近しており、そろそろ調整安があってもいいかと思っています。
ただ、ドル・円の値動きをみると、盛り上がっているようには見えません。介入警戒感からか、積極的に上値を買うような動きはない一方で、押し目は買われる。この値動きといまのスワップを考えると、ドル円のショートは難しいです。
いまはドル買い方針を維持し、押し目買いに徹するのがいいかもしれませんね。直近の上値目標は、昨年10月31日の高値148.85あたりと考えています。
来週は、13日に8月の米消費者物価指数が発表されます。市場予想は総合が前年比3.6%と前月の3.2%から上昇、一方、コアは同4.3%と前月の4.7%から低下が見込まれています。
通常、消費者物価指数では、コアが重要視されますが、今回は原油価格の上昇から総合が注目されそうです。市場予想を上回れば、年内あと1回、利上げが実施されるとの思惑が高まり、ドル高に繋がりそうです。
この他に英雇用統計、ECB理事会、さらには中国の8月の小売売上高や鉱工業生産などの発表が予定されています。
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9月10日からの一週間の主な政治経済イベント
—【11日】—————————————————————
トルコ経常収支(7月)
トルコ雇用統計(7月)
トルコ鉱工業生産指数(7月)
南ア製造業生産指数(7月)
ピル英中銀(BOE)チーフエコノミスト 講演
マン英金融政策委員会(MPC)委員 講演
—【12日】—————————————————————
英雇用統計(8月)
独ZEW景況感指数(9月)
独経常収支(7月)
—【13日】—————————————————————
英鉱工業生産指数(7月)
英製造業生産指数(7月)
英貿易収支(7月)
ユーロ圏鉱工業生産指数(7月)
米MBA住宅ローン申請指数
米消費者物価指数(8月)
—【14日】—————————————————————
日本機械受注高(7月)
豪雇用統計(8月)
日本鉱工業生産指数(7月)
スイス生産者・輸入価格(8月)
ECB政策金利
カナダ卸売売上高(7月)
米小売売上高(8月)
米新規失業保険申請件数
米生産者物価指数(8月)
ラガルドECB総裁記者会見
—【15日】—————————————————————
中国鉱工業生産指数(8月)
中国小売売上高(8月)
仏消費者物価指数(8月)
ユーロ圏貿易収支(7月)
カナダ製造業出荷(7月)
米輸入価格指数(8月)
米NY連銀製造業景気指数(9月)
米鉱工業生産・設備稼働率(8月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(9月)
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