来週の予定(2023/9/17~)・・・FOMC、日銀金融政策決定会合、各国PMI、etc.
- 2023/9/16
- 佐藤りゅうじブログ

今週は米消費者物価指数やECB理事会など注目イベントが多い一週間でした。終わってみると、米経済指標からは、米景気の強さが示唆されました。いまのところ抑制されてきたインフレも、何かあればすぐにアクセルが踏まれそうです。
依然として米連邦準備制度理事会(FRB)が、年内にあと一回利上げを実施する可能性があるでしょう。利上げが終了しても、いまのような経済指標が続くなら、しばらくの間、金利は高止まりしそうです。
さて来週は、政策金利ウィークです。米、中国、英、スイス、トルコ、日本などの金融政策が発表されます。FOMCではFFレートが据え置きとなりそうです。注目は経済見通しとドットチャートです。ドットの分布で利下げのタイミングを占うことになるでしょう。
英国、スイス、トルコはは利上げ、日本と中国は現状維持でしょう。日銀は前回、10年債の変動幅を拡大したばかりなので、まずはその効果を確認する会になりそうです。
ただ、海外投資家は、日銀の金融政策変更に期待を寄せているふしがあり、声明文や記者会見で利上げに繋がり文言があれば、過剰に反応する可能性があります。その点には注意しておいた方がいいでしょう。
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9月17日からの一週間の主な政治経済イベント
—【18日】—————————————————————
英ライトムーブ住宅価格(9月)
カナダ鉱工業製品価格(8月)
米対米証券投資(7月)
休場:日本
—【19日】—————————————————————
豪中銀理事会議事録(9月5日開催分)
ユーロ圏経常収支(7月)
香港失業率(8月)
ユーロ圏消費者物価指数(8月)
米住宅着工・許可件数(8月)
カナダ消費者物価指数(8月)
—【20日】—————————————————————
NZ経常収支(2Q)
日本貿易収支(8月)
豪ウェストパック先行指数(8月)
中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート 1年・5年)
独生産者物価指数(8月)
英消費者物価指数(8月)
英小売物価指数(8月)
英生産者物価指数(8月)
南ア消費者物価指数(8月)
米MBA住宅ローン申請指数
南ア小売売上高(7月)
米FOMC
パウエル米FRB議長記者会見
—【21日】—————————————————————
NZGDP(2Q)
トルコ消費者信頼感指数(9月)
スイス政策金利
香港経常収支(2Q)
香港消費者物価指数(8月)
英政策金利
英金融政策委員会(MPC)議事録
トルコ政策金利
米経常収支(2Q)
米新規失業保険申請件数
米フィラデルフィア連銀景況指数(9月)
南ア政策金利
米中古住宅販売件数(8月)
米景気先行指数(8月)
—【22日】—————————————————————
NZ貿易収支(8月)
日本消費者物価指数(8月)
日銀金融政策発表
英小売売上高(8月)
植田日銀総裁記者会見
仏PMI速報値(9月)
独PMI速報値(9月)
ユーロ圏PMI速報値(9月)
英PMI速報値(9月)
カナダ小売売上高(7月)
米PMI速報値(9月)
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