9月21日のポイント・・・ドル円の上昇進む、次の一手は
- 2023/9/21
- 佐藤りゅうじブログ

米連邦公開市場委員会(FOMC)は予想通りの内容でした。ハト派的な内容を期待する向きもありましたが、最近の原油価格の上昇や1980年代のインフレを考えれば、市場に引き締めから緩和へといったメッセージを送らないためにも、タカ派的な内容は想像に難くはありませんでした。
ただ、米債金利は動きましたね。4.43%台まで上がってくると、さすがにドル高、株安の反応となります。そして、明日は日銀金融政策決定会合です。政策変更はないと思いますが、植田総裁が円安を気にしており、その意味では何らかの手を打ってくる可能性はありそうです。
とっても、10年債の変動幅を2会合連続で拡大することはないでしょう。会見で緩和継続を謳って、円安が進んだところで介入?なんてね。