9月22日のポイント・・・ドルインデックス、10週連続陽線へ
- 2023/9/22
- 佐藤りゅうじブログ

注目された日銀金融政策決定会合は、市場予想の通り、現状維持でした。声明文、記者会見をみても特に目新しいものはありませんでした。ドル・円はややドル買い方向に推移していますが、マーケットに与えた影響は限定的でした。先日の読売新聞の記事の方が、マーケットがよく動きました。
さて、今夜ですが、米債金利次第となりそうです。今夜は米PMIが発表されます。この数値が強いようなら、米10年債が再び4.5%台の上昇し、ドル買いに繋がりそうです。ただ、さすがに米10年債が4.5%にもなると、昨日の米株市場をみれば分かるように、株価への影響は大きくなります。まずは、短期的な動きにはなると思いますが、米株安からのドル売りのシナリオも頭に入れておいた方がいいでしょう。
特に、今週、ドルインデックスは、上げの10週目です。一方的な相場が続いており、どこで調整安となっても不思議はないです。金曜日ですし、あまり前のめりにならない方がいいかもしれませんね。