注目された中銀ウィークが終りました。思ったほど動意付かなかったですね。ドル・円は高値が21日の148.46、安値も同日の147.32でした。この日の動きが全てとなりました。今週の始値が147.77、終値が148.37、週足は3週連続陽線です。

来週、昨年10月31日の高値148.85を取れば、いよいよ150円の大台が視野に入ってきます。介入警戒感が高まりそうです。ただ、いまの状況は、円が売られているわけではないです。また、日米の金利差をみれば、ファンダメンタルズに沿った動きと言えます。介入、介入と言いますが、ハードルは高そうです。

介入の根拠を探すとすれば、149円台に突入し、一気に150円に乗せた時など、スピードを理由とした介入が挙げられます。ただ、介入で相場の方向性が変わることはなかなか難しいので、介入があれば、まずはどのあたりが支持なるのかをみて、押し目を拾っていくのがいいかと思います。

なお、ドルインデックスは、10週連続高となっています。来週、ドルの修正安が訪れても不思議はないです。ドルのポジションの傾きから、ユーロ・ドルやポンド・ドルの戻りや、ドル円が軟化する可能性があることも頭の片隅には入れておいた方がよさそうです。

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9月24日からの一週間の主な政治経済イベント

—【24日】—————————————————————
ＮＺ夏時間に移行

—【25日】—————————————————————
トルコ設備稼働率（9月）
ビルロワドガロー・フランス中銀総裁 講演
独ｉｆｏ景況感指数（9月）

—【26日】—————————————————————
香港貿易収支（8月）
レーン欧州中銀（ECB）専務理事（チーフエコノミスト） 講演
シムカス・リトアニア中銀総裁 講演
米住宅価格指数（7月）
米Ｓ＆Ｐケースシラー住宅価格指数（7月）
米新築住宅販売件数（8月）
米消費者信頼感指数（9月）
ボウマン米連邦準備理事会（FRB）理事　挨拶

—【27日】—————————————————————
日銀議事要旨（7月27・28日開催分）
豪消費者物価指数（8月）
日本景気動向指数（7月）
独小売売上高指数（8月）
仏消費者信頼感指数（9月）
米ＭＢＡ住宅ローン申請指数
米耐久財受注（8月）

—【28日】—————————————————————
豪小売売上高（8月）
英ネーションワイド住宅価格（9月）
南ア生産者物価指数（8月）
独消費者物価指数（9月）
米ＧＤＰ確報値（2Q）
米新規失業保険申請件数
グールズビー米シカゴ地区連銀総裁 講演
ホルツマン・オーストリア中銀総裁 講演
クック米連邦準備理事会（FRB）理事 講演
パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長 講演
バーキン米リッチモンド地区連銀総裁 講演

—【29日】—————————————————————
日本雇用統計（8月）
日本有効求人倍率（8月）
日本小売業販売額（8月）
日本鉱工業生産指数（8月）
中国財新製造業購買担当景気指数（ＰＭＩ）（9月）
英ＧＤＰ確報値（2Q）
仏消費者物価指数（9月）
仏生産者物価指数（8月）
スイスＫＯＦ先行指数（9月）
ラガルド欧州中銀（ECB）総裁 講演
トルコ貿易収支（8月）
独雇用統計（9月）
香港小売売上高（8月）
ユーロ圏消費者物価指数（9月）
南ア貿易収支（8月）
カナダＧＤＰ（7月）
米個人所得・支出、PCE価格指数 （8月）
米シカゴ購買部協会景気指数（9月）
米ミシガン大学消費者信頼感指数確報値（9月）

休場：中国

—【30日】—————————————————————

中国製造業購買担当景気指数（ＰＭＩ）（9月）

※詳細はこちらのサイトで確認ください↓↓↓
https://ing.forexnote.jp/calender.php