☆来週の予定(4/24~)・・・FOMC、日銀金融政策決定会合、米GDP、etc
- 2016/4/23
- 佐藤りゅうじブログ

きのうの円相場には、ビックリです。黒田日銀は何でもアリですね。歯止めは効かなそうです。末恐ろしい。来週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀金融政策決定会合とビックイベントが続きます。
・FOMCは無風?
FOMCですが、記者会見が行われないので、声明文頼りとなります。最近のイエレンさんの発言を聞いていると、利上げの可能性は低く、声明文も、「最近の雇用状況には勇気づけられるが、経済指標を慎重にみていきたい」といったハト派的な内容になるとみています。米国は、大統領選を控えており、株価を維持したいため、利上げ→株安というシナリオは避けたいところでしょう。
・追加緩和は既定路線
一方、日銀金融政策決定会合ですが、きのう、ブルームバーグから「日銀が当座預金の適用しているマイナス金利を拡大する際は、金融機関への貸し出しにもマイナス金利を検討する」との報道があり、円が猛烈の売られましたが、日銀としては、このタイミングでリークすることはシナリオ通りでしょうから、28日の会合で追加緩和をすることは既定路線でしょう。そして、伊勢志摩サミットの前後で政府が財政出動という流れで株価を支え、なんとかインフレ率を上昇させたいという筋書きかとみています。うまく、ことが運ぶかはわかりませんが、問題が長期化、深刻化したのは、間違いないように感じています。
さて、来週の主な経済イベントは以下の通りです。
—【25日】————————————————————–
日本景気動向指数(2月)
独ifo景況感指数(4月)
トルコ設備稼働率(4月)
米新築住宅販売件数(3月)
—【26日】————————————————————–
香港貿易収支(3月)
米耐久財受注(3月)
ポロズ・カナダ中銀(BOC)総裁 講演
米S&P/ケースシラー住宅価格指数(2月)
米消費者信頼感指数(4月)
—【27日】————————————————————–
NZ貿易収支(3月)
豪消費者物価指数(1Q)
仏消費者信頼感指数(4月)
英GDP速報値(1Q)
米MBA住宅ローン申請指数(抵当銀行協会)
米FOMC
—【28日】————————————————————–
RBNZ政策金利発表(ニュージーランド準備銀行)
日本消費者物価指数(3月)
日本失業率(3月)
日本勤労者世帯家計調査(3月)
日本有効求人倍率(3月)
日本小売業販売額(3月)
日本鉱工業生産指数(3月)
日銀金融政策決定会合
日本自動車生産台数(3月)
黒田日銀総裁 記者会見
独雇用統計(4月)
リッカネン・フィンランド中銀総裁 講演
南ア生産者物価指数(3月)
独消費者物価指数(4月)
米新規失業保険申請件数(労働省)
米GDP速報値(1Q)
—【29日】————————————————————–
豪生産者物価指数(1Q)
デベル豪中銀(RBA)総裁補 講演
トルコ貿易収支(3月)
ジョルダン・スイス国立銀行(SNB)総裁 講演
スイスKOFスイス先行指数(4月)
ユーロ圏雇用統計(3月)
ユーロ圏消費者物価指数(4月)
ユーロ圏GDP速報値(1Q)
南ア貿易収支(3月)
米雇用コスト指数(1Q)
米個人所得・支出(3月)
カプラン米ダラス地区連銀総裁 講演
カナダGDP(2月)
米シカゴ購買部協会景気指数(4月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数(4月)
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