☆来週の予定(7/31~)・・・米ISM、RBA理事会、米雇用統計、etc.
- 2016/7/30
- 佐藤りゅうじブログ

FOMC、日銀金融政策決定会合と大きなイベントが通貨した。日銀は、ETFの買い入れ枠を6兆円にした。もうなんでもありだね。
きのう読んだ記事によると、「アベノミクス相場が本格始動したのが2012年12月以降、外国人の買越額は通算で12兆円強」だそうだ。この半分を毎年、日銀が買うと考えると、もう株式市場はおもちゃだね。
企業業績等に関係なく買われる。それじゃ、どこかの国と同じじゃない。もう、株式市場に公平性はない。
また、日銀の国債買い入れ枠を増やさず、ETFを増額したことのは、政府日銀は、円高はもうある程度進んだので大丈夫とみて、株価に集中したってことなのだろうか。それとも、為替は制御できなとようやく気が付いたか。いずれにせよ、アベノミクスの最大ポイントは、株価上昇による資産効果ということだろう。
さて、来週だが、月初ということで、米雇用統計がある。きのう発表された米GDPが1.2%(予想2.5%)と、事前予想を大きく下回り、ドル売りが進んだ。
米雇用統計が、事前予想を下回れば、利上げ観測が後退する。来週から、海外勢は夏休みに入り向きも多い(友人はすでに先週から3週間のバカンスに入った)。マーケットが薄くなるので、注意したい。なお、3日RBA理事会と4日のBOE金融政策委員会では、ともに利下げが予想されている。
8月1日からの主な経済イベントは以下の通りです。
—【 1日】————————————————————–
ダドリー米ニューヨーク地区連銀総裁 講演
豪AiG製造業指数(7月)
中国製造業購買担当景気指数(PMI)(7月)
中国財新製造業購買担当景気指数(PMI)(7月)
日本自動車販売台数(7月)
米ISM製造業景況指数(7月)
米建設支出(6月)
—【 2日】————————————————————–
豪貿易収支(6月)
豪住宅建設許可件数(6月)
豪RBA政策金利(オーストラリア準備銀行)←利下げ見通し
スイス小売売上高(6月)
香港小売売上高(6月)
ユーロ圏生産者物価指数(6月)
南ア雇用統計(2Q)
米個人所得・支出(6月)
—【 3日】————————————————————–
NZ雇用統計(2Q)
豪AiGサービス業指数(7月)
トルコ消費者物価指数(7月)
トルコ生産者物価指数(7月)
ユーロ圏小売売上高指数(6月)
米MBA住宅ローン申請指数
米ADP雇用統計(7月)←前哨戦
米ISM非製造業景況指数(7月)
米週間原油在庫
—【 4日】————————————————————–
豪小売売上高(6月)
カプラン米ダラス地区連銀総裁 講演
ECB月報
英BOE政策金利(BOE)←利下げ見通し
英中銀(BOE)インフレレポート
米新規失業保険申請件数(労働省)
米製造業受注指数(6月)
—【 5日】————————————————————–
豪準備銀行(RBA)四半期金融政策報告
日本景気動向指数(6月)
独製造業受注指数(6月)
仏貿易収支(6月)
仏経常収支(6月)
英HBOS住宅価格(7月)
米貿易収支(6月)
米雇用統計(7月)←メインイベント
カナダ貿易収支(6月)
カナダ雇用統計(7月)
カナダIvey購買部協会指数(7月)
リオデジャネイロ五輪開幕(21日まで)
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール
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